北海道神宮ラジオ体操会 ー 神聖な場所で整える朝

北海道神宮の境内で毎朝おこなわれているラジオ体操会に参加してきました。
澄んだ空気や、静けさのなかに流れる穏やかな時間がとても心地よく、私にとってひとつのブームになりつつあります。

ラジオ体操というと、「夏休み」のイメージが強いですよね。

1969年(昭和44年)北海道神宮境内が、子ども向け夏休みラジオ体操会場として初めて使われました。クチコミで大人にも人気が拡大。次第に通年開催の要望が高まり、元旦を除いて一年中おこなわれるようになりました。

目次

午前6:20 北海道神宮境内へ

午前6:20ごろに神宮境内に到着すると、すでに多くの人たちが集まってきていました。老若男女、自分の好きな位置でをウォーミングアップしていたり木々の下に現れたエゾリスを見送っていたりしています。

6:30 〜 ラジオ体操

体操の前に歌が流れますね。メロディは覚えているけれど歌詞が出てこないので内心あせっていると、皆さんそんなに歌っていない・・・ホッとした私です。

軽く身体を慣らすように首まわし、肩まわしをしたところ、ゴリゴリ鳴る始末。
ラジオ体操第一を前にして不安がよぎります。

🎵〜〜〜


私の大好きな(笑)ラジオ体操第一のイントロが聞こえると一気にボルテージが上がってきます。小学生に戻ったような気分でワクワク。

いくつになっても第一の動きは身体が覚えているものですね。
前方でお手本になっている方たちをみなくても余裕です。

第二はなんとなく覚えている程度。怪しさありつつ無事に終了。

体操後 〜 朝の神聖なひととき

ラジオ体操を終えたあとは境内を少し散歩。朝の神宮は、観光客の多い日中とは全くちがう表情を見せてくれます。
空気が澄み、木々や葉が揺れ、野鳥のさえずりが聞こえてくる ー まさに神聖な空間です。

ここから離れたくない。そんな気持ちになりました。

また来たくなる朝の習慣

北海道神宮でのラジオ体操会は、地域住民だけでなく誰でも参加できて、予約も不要。もちろん無料です!

たった10分程度の運動でも、自然の中でおこなうことで想像以上の充実感があります。「整う」という言葉がこれほどしっくりくる朝は、そう多くないかもしれません。日々の生活に少しだけ余白をつくって、こうした時間を持つことの大切さをあらためて感じました。

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