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小さな苗からはじまったワクワク
庭の一角にある家庭菜園で、今年は初めて食用ほおずきを育ててみました。
正直なところ、ほおずきというとオレンジ色の苦いやつ・・・という印象しかなくて、ちゃんと食べられるのか半信半疑でした。
(オレンジ色のは観賞用だと初めて知りました。)

それでも毎日少しずつ変化する姿をみていると、だんだん愛着がわいてきて、
ふくらんだ袋がどんどん増えていくのが楽しみに。
色づいたら、そっと収穫

緑色だった袋状のガクが、うっすらと黄色みを帯びてきたのは、ここ数日のこと。
「そろそろかな?」とそっと手にとってみました。
やさしく包まれたガクを開くとーーー
中から、つやつやと輝くようなオレンジ色の実が!
甘くて、ビックリ!

試しにひと粒、口にしてみると…
あまい!!
想像以上のフルーティーさ。
味は、ぶどう(デラウエアだったかな。紫っぽい小粒のぶどう)の味に似ていると感じました。
食用ほおずきは「ナス科ホオズキ属」なんですけどね。
(ナス科では他にトマトやピーマン、ジャガイモも仲間だそうですよ〜。)
「これが、あのほおずき…?」と驚くほど、美味しかったです。
まるで小さなデザートのようでした。
土に触れて、育てて、食べて
土に触れ、日々の成長を見守って、実がなるのを待つーーー
それだけで、心がフッと明るくなるものですね。
たったひと粒の実なのに、
こんなにも満ち足りた気持ちになるなんて不思議です。
また来年も育てたいな、と思います。